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LEMAIRE 2026年秋冬コレクション




2026年1月21日(水)、LEMAIRE(ルメール)は、パリファッションウィークにて、2026年秋冬コレクション「mine eyes」を、演出家 Nathalie Béasse(ナタリー・ベアス)とのコラボレーションによるプレゼンテーションとして発表。











本プレゼンテーションは、演劇と交差することで空間をひらき、時間の感覚を超えていく、新たなランウェイショーのあり方を提示。Béasseの舞台作品「velvet」から着想を得た動くタブローが展開され、彼女自身の言葉を借りれば、それは「色彩が語りかける、布地の世界」へと広がっていく。











LEMAIREは、シルエットと色彩によって、その世界に身を置く。ニュアンス、質感、フォールド、パターンが次々と姿を現しては隠れていく、ひとつの演劇空間。ひとつの眺めが別の眺めを覆い隠し、オブジェは魂を宿し、それぞれのタブローが、複雑さと秘められた物語を抱えながら、舞台に生命を与えていく。生きたものと無生物が交差し、全体として、瞑想的で夢幻的な空気が立ち上がる。











ウィメンズ・コレクション

月明かりのもとで起こる変容のように、ウィメンズ・コレクションは、金属のようなきらめきを放つクラッシュド・ベルベット、レザーの艶を思わせるラッカー加工のデニム、コーティングされたコットンやドライシルクへと移ろう。素材は、錯覚と変容を行き来し、真珠のような光沢、酸化した表情、虹彩を帯びたカラーパレットが周囲の光を映し取り、鮮やかな色調のレザー、シャープな質感のウール、コットンと呼応する。
素朴でシンプルな曲線を描くニットウェアは、フィットとルーズのあいだを揺れ動き、官能性を内包。プリーツ、スリット、アシンメトリーなドレーピングによって、フェミニニティはより際立つ。ドレスは、踊る身体と出会うことで二重の錯覚を生み出し、素材、色彩、ボリュームが絡み合い、互いに応答し合う。
また本コレクションには、ケープとして纏うことも、ブランケットのように用いることもできるキルティングシルクのスカートといったハイブリッドピースが含まれる。さらに、臀部や貝殻をかたどったシュルレアリスム的アクセサリー、コルクスクリューを隠した鍵型ペンダント、シルエットにリズムを与えるスターバースト・ブローチが登場。











メンズ・コレクション

シープスキンジャケット、トレンチコート、モヘアスーツといった西洋メンズウェアのアーキタイプを参照しながら、シルエットはより流動的に再構築され、東洋の風を感じさせる。構築性と柔軟性を併せ持ち、マンダリンジャケットはカーフレザーで再解釈され、スタンドカラーのウェルディングジャケットは、柔らかなカーフスエードで表現されている。

テーラードピースにスリッパを合わせることで、家庭的な親密さと洗練が出会い、シルエットは引き伸ばされ、やわらかくなる。ピンク、ミントグリーン、イエローオーカーといった鮮やかな色彩が、装いに光をもたらす。コートの内側には、アンバーや時にネオンカラーの、ジャージーコットン、ポプリン、ニットウェアのレイヤーが潜んでいる。

雨や嵐の空を思わせる気象のモチーフ、リアルシアリングやアニマルパターンは、ウールやマイクロプリントによって表現され、パーカやバレルレッグパンツを彩る。
これらのオールオーバープリントは、都市の風景に向けて生み出された、新たなカモフラージュの言語を提示する。









Topor(トポール)

Roland Topor(ローラン・トポール)が描いた、鋭く、優しく、ブラックユーモアを帯びた明晰夢の世界は、本レディ・トゥ・ウェアおよびアクセサリー・コレクション全体に浸透している。

彼のイラストレーションは、自由で表現豊かなテキスタイルの表現として立ち上がる。
鉛筆の線は素材となり、スケッチは棘のあるレリーフやドライシルクの糸へと姿を変え、まるでキャンバスを抜け出して三次元へと踏み出すキャラクターのよう。

トポールの反骨的な精神は、クロッグ、スリッパ、シャギーなゴートスキンのシャプカハットにまで及び、詩的で本能的なリズムを呼び起こす。

【お問い合わせ先】

EDSTRÖM OFFICE | エドストローム オフィス

Tel:03-6427-5901

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