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COMPUTER MAGIC × 川上洋平[Alexandros]インタビュー

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未来的なサウンドとノスタルジックなポップ感覚が映像的な世界観を生み出すニューヨークの夢見る宅録ガール、コンピューター・マジックことダニエル・ジョンソン(愛称:ダンジー)。その楽曲が、トヨタ「レクサス」やパナソニック、キユーピーのCMに起用されるなど、日本ではお茶の間進出を果たした彼女がファースト・アルバム『ダヴォス』をリリース。そのプロモーションのために来日を果たした彼女と、ツイッターなどでコンピューター・マジックの大ファンであることと公言しているロックバンド、[Alexandros]の川上洋平による夢の対談がここに実現した。川上は英語が堪能ということもあり、ダンジーとの会話は、音楽と映画という共通項を軸に、心躍るハーモニーを奏でる楽しいひとときとなった。

――今回の対談は、川上くんがツイッターでつぶやいたりするほどに、コンピューター・マジックの大ファンだということで実現したんですが、まず、彼女の音楽との出会いについて教えてください。

川上「彼女を初めて見たのはテレビです。それも音量を小さくして流していた深夜の番組だったんですけど、ダンジー(コンピューター・マジック)が宇宙飛行士の恰好をしてニューヨークを歩き回っている映像(ミュージックビデオ「The End of Time」)が目に飛び込んできて。『何だ、これ?』と思って音量を上げてみたら、音楽がすごく格好良かったので、翌日、早速CDを買いに行ったんです」

――コンピューター・マジックの音楽のどういう部分に惹かれたんでしょうか?

川上「そのミュージックビデオは、彼女の部屋からニューヨークの街に出ていくところから始まるんですけど、『この世が終わったら誰に会いたいか、何をしたいか』ということをテーマに、曲が進むにつれ、歌詞が深くなっていく。そこで彼女は『家に帰りたい』って歌うんですけど、音楽それ自体はすごく壮大なのに対して、歌詞の世界を含め、パーソナルな、彼女が住むニューヨークの部屋から発信されているような感覚があった。そのコントラストがすごいなと思ったんです。つまり、一つの部屋にいる彼女の頭の中で、そんな壮大な世界が繰り広げられていることに、音楽の無限の可能性を感じたんですよ」

ダンジー「(川上)洋平にそう言ってもらえて、すごくうれしいわ!」

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