NeoL

開く

OKAMOTO’Sのアドレス帳 Vol.12 TAIGEN KAWABE(BO NINGEN)× オカモトコウキ

kokitaigen5
ーー今はもう次作のことを考えていますか?

コウキ「そうですね。ただ、『OPERA』が自分たちにとって大きな作品だったので、あれを咀嚼するにはまだもう少し時間がかかるし、もう一回鍛えなおしていいライヴがやりたい。ライヴと言えばOKAMOTO’Sだと思われるくらい頑張りたいです」
——TAIGENさんたちも制作に入ってますよね? TAIGEN「曲作りはしてます。コウキはもう一度ライヴを見つめ直したいということだったけど、うちらは音源について考えている。音源もいいけどライヴはもっとすごいと言われることにちょっとコンプレックスがあるので、そのバランスを考えて作ったのがサード・アルバム。それで今度はどうするかを考えているところ」
コウキ「もっとスタジオワークを凝って、ライヴでは再現できないものをやるのは?」
TAIGEN「そうするとやっぱりライヴとの差が開きすぎるから迷っている。日本でソロでも色々関わった音楽があって、メンバー個々もあるだろうし、それを持って帰って話したい」
コウキ「TAIGENくんのソロライヴ、すごく良かった。ダイナミックで、最初から最後まで決められていたんじゃないかというような物語性もあって」
TAIGEN「即興でやる時は、着地と、いかに“瞬間”を作れるか。いびつな時があっても、これは2回は繰り返せないだろうというアメージングな瞬間が一度でも出たら成功だと思う。そして終わりよければじゃないけど、ちゃんと着地させる。そこにはすごく神経を注いでいる」
コウキ「『これだ!』って時がたまにあるんです。その瞬間がライヴにあるかないかで印象が随分違うし、ライヴでは常にそれを探し求めている」
TAIGEN「ソロは1人だし、事前に何も決めてないからこそ、その瞬間を求めてて」
コウキ「確かに。結局、決めていると来ない気がします」

1 2 3 4 5 6

RELATED

LATEST

Load more

TOPICS