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OKAMOTO’Sのアドレス帳 Vol.2 UCARY & THE VALENTINE × オカモトコウキ(後編)

—UCARYはこの間レコーディングしてましたよね?

UCARY「はい、めっちゃ楽しかったです」

—それは澤くんがギターで?

UCARY「そうです」

コウキ「OKAMOTO’Sのレコーディングとかぶってたんだよね。残念だったけど、聴かせてもらったらすごく良かったです」

—楽しみ。ライブで聴いたら、ダンスロックなかっこいいのと、ポップス色の強いかわいい感じが入り交じってるけど、どういう感じでいきたいって思ってるんですか?

UCARY「ゆくゆくは日本のリリー・アレンみたいな感じになりたくて。ポップキッチュ系もいけるけど、ちょっと毒づいた感じの。それでブロンド・レッドヘッドみたいに歳をとっていきたい。だから今はレディ・ホークみたいな感じでやって、リリー・アレンくらいにちゃんと成れたら、そこからブロンド・レッドヘッドくらい音楽的には複雑で、でも歌だけだったらすごい切なくて、かわいいっていう感じをやりたくて」

コウキ「ちゃんと設計があるんですねえ。一回リリー・アレンに行ってからなんだね」

UCARY「そう。一回行きたいんですよね。自分の中で勝手に、リリー・アレンの毒づいてるけどすごくかわいくて女の子らしいイメージと、ブロンド・レッドヘッドのカズ・マキノさんのイメージがリンクしてて。そういう人になれたらいいなと思って。バンドの木下(裕晴/ex L—R)さんと共通で好きなのがセント・ヴィンセントなんですけど、ビョークとかセント・ヴィンセントとかリリー・アレンも、もうその人でしかないじゃないですか。そういうのをうまく混ぜ込んでお茶の間のビョークみたいな感じでやったらいいんじゃない、とか言ってくれて」

コウキ「お茶の間のビョークってすごいね。何か正反対のことを言ってるような感じ」

UCARY「そう。でも訳わかんないことをやりながらもリリー・アレンのようにはっきりと分かりやすいことを一個でもしてたら、何か伝わるんじゃないかなあって思って」

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—どちらにせよぶっ飛んでる。

UCARY「そうなんですよ。でもそこに魅力を感じてます。私はちゃんとUCARY & THE VALENTINEとしておばあさんになりたいですね。ずっと音楽したい」

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