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多くの天才、奇才を惹きつけてやまないWarpaintの魅力に迫る(前編)

―ジョシュア・トゥリーでレコーディングしようと思ったのはどうして?

エミリー「どこか新しい場所に行ってみたかったの、美しくてインスピレーションの湧くような土地にね。ツアーが終わってLAに戻っても、LAもまたツアー先と同じくらい刺激が多いわけじゃない? ただ自分達と音楽だけに向き合える環境になりたくて、曲に集中できたおかげで密度の濃いアルバムになってると思う。それにジョシュア・トゥリーってあれだけ特別な場所なのに、LAからもわりと近くて気軽に行けるってとこもよかったのね」

ジェニー「休みのときは家に帰れたし、好きな人達と離ればなれにならなくてよかったから」

エミリー「そうそう、週末にはちゃんと家に帰ってね」

―そうした開放感っていうのもあると思いますが、今回のアルバムを聴いて、音楽的にも演奏的にも自由度がとても増したように感じました。

ジェニー「やっぱり、ジョシュア・トゥリーで曲を書いたっていうのが大きいんじゃないかな。砂漠で曲を弾いたりとか、ただ空と大地が開けてるだけの空間だったから。それと大自然の中でリラックスできたってこともあるよね。自然の中に自分達だけで、夜にはワインでも飲みながら、キャンプ・ファイヤーを焚いて音楽をかけて踊ったり。半分ヴァケーションみたいな感覚だったよね」

 

―そういえば「FADER」のインタヴューだったと思うんだけど、その中で今回のアルバムは「セクシーであること」を意識して作った、みたいな話をしてて――。

2人「ふふふふふ」

エミリー「セクシーね(笑)」

ジェニー「でもセクシーさって、自分達の音楽にとって常に需要な要素じゃないかな。出来上がった作品がセクシーじゃなかったら、やっぱり、うーんって思っちゃうし……自分が好きな音楽に共通する要素で何か一つを選べって言われたら、やっぱりセクシーであるってことだし。これって、誌面で見たら、何それ?って思われちゃうのかもしれないけど」

エミリー「はあ?って感じ(笑)?」

ジェニー「そう、『セクシーでなきゃ』とかそこだけ誌面で見たら、なんか私たちが色気を出そうとしてるみたいに誤解されかねないけど、そういうことじゃないんだよね。ただ、やっぱり、自分達が目指してる音楽の方向性としてはそこかな」

エミリー「そうそう、セクシーな音楽を目指してるからって、必ずしもセクシーな場面向きの音楽ってことじゃなくて。『この音楽はセクシーだから子供に聴かせるには不謹慎だ』とか(笑)、そういうんでもないし。音楽におけるセクシーさって、むしろ情熱とかだよね」

ジェニー「グルーヴィであるってことも大事だし」

エミリー「その曲に合わせて身体を動かしたくなるかどうかっていう」

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