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OKAMOTO’Sニューアルバム『Let It V』ロングインタビュー (中編)

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OKAMOTO’Sによるニューアルバム『Let It V』が完成。怖いもの知らずに愛する音楽を衝動的に打ち鳴らした初期三部作、改めてバンドとしての自分たちを見つめ直し、裸になる勇気を持って作り上げた前作『OKAMOTO’S』を経て、トレンドに飲み込まれたシーンに咆哮をあげた今作は、センス、オリジナリティ、技術全てにおいて他を凌駕し、力量の違いを見せつけた紛れもない傑作だ。獅子の覚醒を見届けよ。

(前編より続き)

 

—シングルからアルバムに至るまでにそういう経緯があったんですね。でも私はもっと単純に、ただただどの曲も素晴らしいということを読者に伝えたい。さっきも言ったけど、“JOY JOY JOY”も“SEXY BODY”も、このアルバムの流れでちゃんと聴いたらセルアウトだとは思わないし。 

コウキ「そう、この2曲はアルバムに収録されて化けたんですよ。馴染んでますよね」

ハマ「むしろそこで補完できたというか。シングルを買ってくれた人でも、『ああ、そういうことだったんだ』というところに落とし込めた。この2曲は作っていく上でのモチベーションは一番清くて。僕、へこんじゃったんですよ。こんなにいい作品を作っているのに、なかなか広がっていかないなと。でも、作っていきながらこの曲たちに救われた。こんないい曲を作ってるんだから大丈夫、と改めて思えたんです。だから全員、作ったものをしっかり聴き直せてる。今作は自分たちが普段家で聴いたり、外で聴くという曲の候補になっていることがすごいなって。聴きたいと純粋に思えるような楽曲が、今までで一番出来た。それはすごいですよね」

—うん、本当に。

ハマ「CDデビューして5年なので、もちろんまだまだ知らないことは沢山あると分かっているうえで、『いやいや、僕らなんて』とそろそろ謙遜しすぎなくてもいいかなと思えてきて。山下(智久)さんの楽曲のサウンドプロデュースを担当させてもらい、大衆的なポップスやアイドルシーンにも顔を出して、テレビにも出演して、ラジオをやって、『僕らみたいなバンドって他にいなくない?』みたいな。更にこれだけのアルバムが出来上がった。自信満々です」

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